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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論122」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第9号(1997.3.25発行)「会員番号を個人名にーより良い関係を築く担当者制度」4~※名称等は当時、一部文章省略

「1.記憶に頼らない。」

正確で完全な記録なしにはシステムは失敗に終わってしまう。

初めのインタビューから得られたデータに基づき入会直後のサリーのトレーニング内容が決定される。

サリーが興味を持っているものの中には数ヶ月たって、より自信がつき、スキルアップしてから勧める方が望ましいものもある。

サリーが継続するかどうかは入会後の初期の経験と、上達過程でのフォローにかかっている。

「2.サリーの興味やニーズに合ったプログラミングを的確に勧めるのに十分な情報を得る。」

氏名、自宅/職場の電話番号、年齢や性別はカラーもしくはパンチコードにしておく(熟年層や女性など特定の会員を対象にしたプログラムのマーケティングを行う際に役立つ)。

「3.クラブの事業拡張、特定エリアや時間帯の利用率を上げるために役立つ情報を集める。」

例えば、サリーがクラブを利用できる時間帯を考える。

たとえサリーが仕事を持っていても1週間の内、夕方5時から7時以外にクラブを利用できる可能性はないか。

休みの日はいつか。

勤務時間に柔軟性はあるのか。

土日の利用もできるか。

サリーは早起きするタイプの人か。

「4.サリーとの間に信頼関係を築くために。」

はい、いいえなどでは答えられないような質問をする。

このインタビューではサリーのことを知るのが目的である。

スタッフも個人的な体験談を積極的に話すことで、誠実で理解がありサリーの感情やニーズを配慮していると感じて貰うことができる。

サリーもスタッフの人柄などについて知ることができ、スタッフとサリーの間には協調や信頼関係が生まれる。

~ここまで~

会員様の個人的な情報をインプットする際にありがちなのは、現場に立っていると情報を残すという作業が難しいことで、記憶に頼るという行動に出てしまうことです。

やはり、記憶できることには限界がありますし、整理されていないことで、アプローチをするタイミングで適切な情報を引き出せない可能性も否めません。

そこで記録として残すというルーティーンをクラブとして確立する必要があるということです。

そのようなデータ収集が出来ていれば、会員様から見て、このトレーナーは自分のことを良く覚えていてくれるという信頼感に繋がり、関係性が良好になることは間違いありません。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-16 08:18 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤