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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論123」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第9号(1997.3.25発行)「会員番号を個人名にーより良い関係を築く担当者制度」5~※名称等は当時、一部文章省略

「5.サリーが前向きな体験ができるような種目やプログラムを選ぶ。」

正社員で経験を積んだスタッフでないと、なかなかこれは難しい。

なぜ経験豊富なスタッフがメンバーの継続率を上げるために重要なのかは言うまでもないだろう。

良い体験をすればサリーはクラブに通い続ける。

約束通りの体験ができればスタッフへの信頼も高まる。

サリーの体験が心地よく、満足でき、不都合なく、楽しいものだったか。

サリーが望んでいる効果や技術的な上達は認められたか。

話しかけたり、交流を持ちたいとサリーが思うような人に出逢えたか、などについてスタッフはより確実に把握しておかなければならない。

「6.クラブの利用状況をフォローすることでサリーとの関係を築いていく。」

サリーの会員プロフィールには、常に新しい手書メモを加えていく。

プロフィールを参照しながら電話をかけ、サリーに自分の成果を認めて自信を持つように話し、励まし続け、新しいプログラムを紹介していく。

「7.サリーの会員プロフィールに特に注意を払う。」

もしサリーがあまりクラブに顔を見せなくなったり、プログラムへの参加頻度が減ってきたら、参加がなかった時間や理由を書き留めて、サリーの会員プロフィールをその他の利用率の悪いメンバーのプロフィールと一緒に管理し、特に注意を払う。

同じようなインタビュー・テクニックでサリーとのコミュニケーションを保っておき、クラブに呼び戻せるきっかけがないかを探す。

スタッフの目的の1つは、メンバーの利用頻度を落とさないようにすることだ。

「8.新会員プロフィール・システムで年間を通じて、サリーが利用率の高い会員でいられるようサポートする。」

新メンバーが入会してから1年間、高い利用率を維持することができれば、そのメンバーは生涯を通じてとは言わないまでも、数年間は同じ頻度で利用し、継続するメンバーとなる。

サリーは会員番号020163番として入会する。

会員プロフィールシステムは、この番号を個人名へと変えるシステムなのである。

~ここまで~

スクール型の利用システムを採用している当社小型クラブでも、当然ながら同様の傾向が見られます。

週1回または週2回の会員種別に関わらず、月の利用率が50%を下回ることが連続した場合に、休会または未利用となり、いずれ退会されてしまうという流れです。

この流れを食い止めるには、上記の事例のごとく、電話連絡や来館時に念入りにフォローするといったことを実行し、再び定期利用を促すことになります。

多くのクラブでは、ほぼ未利用になった後に、DMを送ったりしているケースが見られますが、その時点で心は離れていると思われますので、その前の段階で能動的なフォローをすることの必要性を今回の記事は示唆していると考えます。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-17 08:36 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤