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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論124」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第9号(1997.3.25発行)「新会員にストレスを感じさせないーオリエンテーションアプローチ」1~※名称等は当時、一部文章省略

当誌通巻6号で紹介した「トレーニングフロアのセールス戦略」に続く、レイ・ボロウィッツ氏の寄稿記事の第2弾。

前回に引き続き、脳の学びのシステムに基づいたエクササイズの指導法に関する記事を「クラブサクセス」誌(1996年8月)から抜粋し、編集して紹介することとする。


運動習慣のない新メンバーにとっての関心事は、スタッフの知識の豊かさより、どのくらい親身になって貰えるかということである。

入会してから初めの数回の利用は特に感情が揺れ動く時である。

興奮し、期待がある反面、失敗を恐れ、新しい環境に緊張している。

善意のあるフィットネス・トレーナーがあまりに気を遣いすぎて、かえってストレスを強めてしまい逆効果を生んでしまう場合もある。

この記事は新メンバーが生涯、トレーニングを続けるようにライフスタイルを変えるためのシリーズ「ライフタイムフィットネスの心理学」の第2弾である。

前回は表面的な学びと、深いレベルでの学びというコンセプトを取り上げ、新しい情報を印象に残るものにするには新メンバー個人にとって意味のあるもの、それも絶対的な価値を感じられるものとして提供しなくてはならないことを示した。

そうすることにより「記憶ゲート」が開かれ、「理解」が起こるからだ。

今日はストレスと学習の関わりをもとに、新メンバー向けのオリエンテーションでメンバーが感じるストレスをどのように最小限にすることができるかを説明する。

~ここまで~

善意からではありますが、トレーナーは自分の持っているトレーニングに役立つ知識を、できるだけ多く顧客に提供したいという心理に駆られます。

しかしながら、それでは、顧客の頭の中は情報の洪水に埋もれてしまい、逆にストレスを感じてしまう恐れがあることは、とても理解できます。

そうなってしまうと、本当に伝えたい大事なことも、上記で言うところの「記憶ゲート」が開かれず、短期記憶としてすぐに忘れ去られる情報となってしまうでしょう。

トレーナーがそのような誤ったアプローチに陥らないよう、初期の顧客心理を科学的に理解しておくことは極めて重要だと思います。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-18 08:23 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤