人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論127」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第9号(1997.3.25発行)「新会員にストレスを感じさせないーオリエンテーションアプローチ」4~※名称等は当時、一部文章省略

「何ができるか」
ここまでは、脳が「どのように情報を受けそびれているか」についてを見てきた。

ここからは、どのようにすれば頭脳から情報が漏れてしまうことを最小限にできるかを紹介しよう。

それには何よりもまず、新メンバーが居心地よく、集中でき、安心できるように出迎えることが大切だ。

フィットネスの知識を与えたいのであれば、まずメンバーに、自分のことを気にしてくれている、理解して貰っていると感じさせる必要がある。

説明の仕方や、情報の与え方にも気を付けなくてはならない。

ほとんどの新メンバーはただトレーニングをしたがるだろう。

日々の仕事で頭を使い過ぎているので、話したり、学んだりはしたくはないのである。

体を動かし、ストレスを解消したいのだ。

このような条件の下でコミュニケーションを取るのは難しいことだ。

それなのにほとんどのトレーナーはライフタイムエクササイズの心理学についての教育を受けていないのが現状である。

解決方法のいくつかを紹介する。

1.静かな場所を探し、落ち着いていくつかのキー・コンセプト(既往症、運動歴、目標など)から個人情報を得る。時間をかけて信頼関係を築き、本題に入る前に会員のことを知っておく。

2.「苦痛なしには成果がない」というのは神話であることを伝える。正しくトレーニングすれば不快感なく大きな成果が上げられることをはっきりと伝える。緊張を解き、コントロールの行き届いたトレーニングをすれば元気になること、適切なトレーニングから始めれば、筋肉のこわばりや筋肉痛も感じないまま、すぐに慣れてできるようになることを伝える。

3.会員の個人ロッカーに案内する。ロッカールームのレイアウトに慣れない間は、自分のロッカーを探すことにもストレスを感じる。トレーニング・セッションにはリラックスできるウェアを選ぶことを薦める。

~ここまで~

フィットネスの知識を与える前に信頼関係を築くというプロセスは、小型クラブを運営する当社として、本当に大切なことだと感じております。

多くのクラブで、新入会者に対してヒアリングはそこそこに、ルーティーン化されたオリエンテーションをアルバイトスタッフ中心に実施されていることでしょう。

そのような場合、上記に記載された感情を抱く恐れがあることは、否めません。

適切なトレーニングをすれば、効率効果的に成果が出ることはトレーナー自身が良く知っていると思いますので、そのことを伝えられる前に多くの会員様が離脱してしまう事態は様々な意味で避けたいところです。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-21 08:19 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤