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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論128」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第9号(1997.3.25発行)「新会員にストレスを感じさせないーオリエンテーションアプローチ」5~※名称等は当時、一部文章省略

「何ができるか」
4.新メンバーを同じようなタイプの他の会員に紹介する。自分と同じような人を見て、自分が場違いの所にいないと感じさせる。

5.情報の与えすぎを避ける。オリエンテーションで新メンバーに説明をする際には、全部覚えようとしなくて良いことを伝える。インストラクションは様々なセッションの中で徐々に与えていく。トレッドミルの使い方を教える時は、初めはマシンの作動の仕方をまず覚えて貰うようにする。初日には心拍数の変化をみる説明をする必要はない。

6.スタッフは会員を助けるためにいること、必要に応じて説明は何度でもすることを知らせる。その日にやろうとしていることはシンプルなことであり、実際にシンプルに伝えることが大切だ。新しい器具やトレーニング法は後に徐々に紹介していく。

7.会員とのコミュニケーションは絶対に一方通行にならないようにする。説明のあとには必ず、質問を受け付ける。そうしないと説明が相手に本当に届いているかどうかを確認することはできない。

オリエンテーションでのストレス要因を最低限にすることで、新メンバーがより多くの内容を受け入れ、覚えていられる確率を上げることができる。

それは同時に、メンバーが運動を継続する確率をも上げるのである。

~ここまで~

最近、スタンフォード行動デザイン研究所長の「習慣超大全」という書籍を読んでおりましたが、小さな新しい行動の習慣化成功が、のちの様々な良い習慣化サイクルに繋がるといった研究結果が示されていました。

そもそも運動を習慣化することは、禁煙すること同様に難しいと言われることもあるほどのレベルと考えれば、一度に多くの運動に関する知識・技術を提供されても脳が受け付けないことはとても合点がいきます。

クラブ運営者は元々、運動が好きであったり、その大切さを知っているので、ほとんどの人はそのことでストレスを感じることはないと思います。

ただ、その分、顧客心理を理解しづらいというデメリットがあることは自覚しておいた方が良いでしょう。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-22 08:14 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤