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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論129」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第20号(1999.1.25発行)「VISION~より可能性の高いマーケットへ(白井省三氏談)」1~※名称等は当時、一部文章省略

ティップネスにとって今は「端境期」なのかもしれません。

僕等はこれまである程度、当初に描いたシナリオ通り、成長できて来ていたと思います。

それは、大手の企業が取り組むべき新規事業として、「より反応のいい人に、より大きく反応させることができる商品は何か。そして、それを一定規模以上のものにするためには、さらにどうしたらいいか」ということを突き詰めて考え、作り上げた当初の仕組みがある程度、評価されたからだと思います。

僕等はこれまで「より反応のいい人」を割とアクティブな人と捉えてきました。

ところが、今はごく普通の人たちがごく普通に健康に気を遣い始めるようになってきているのです。

こうした人たちが形成するマーケットがとても大きいものであること、また、そうした人たちがフィットネスクラブに参加しようとする流れが非常に勢いを増してきているということは、もうはっきりしています。

企業として地に着いたビジネスをするために、僕等は今よりももっと成長の可能性の高いマーケットへと歩を進めることにしました。

僕等はごく普通のそうした人たちの声をそばだて聴かなくてはいけないのです。

~ここまで~

以前にもご紹介した通り、白井省三氏は、ティップネス代表取締役社長を務めた後、当時の親会社であったサントリー本体に戻り監査役まで昇り詰めた方です。

つまり業界出身者として、アバター近藤の知る限り、最も出世した方だと思います。

そのような方ですから、コメントにも常に本質的かつ先進的な思考を読み取ることができます。

1990年代以降は、それまでの一部高所得者やトレンドに敏感な若者が中心のユーザー層から一般生活者へと徐々にシフトしてきた時期だと言えます。

特にティップネスは、スタジオプログラムで流行を作ってきた存在でしたので、そのポジションから徐々にユーザー層を広げていくことができた背景には、トップの感性が大きく影響していたことを短いコメントからもうかがい知ることができるわけです。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-23 07:45 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤