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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論130」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第20号(1999.1.25発行)「VISION~より可能性の高いマーケットへ(白井省三氏談)」2~※名称等は当時、一部文章省略

それで、このところプログラムや会員制度など、当初作った仕組みの根幹に当たる部分を変えてきているわけです。

自分たちが作ったものを壊してゆかなければいけないということは辛いことです。

ですが、こうした方向性はマーケットとの交渉の中から導き出されたものです。

つまり、それは現実に最も近いものなわけです。

ですから、僕等はこの方向を一旦は深く追求してゆかなくてはいけないと思っています。

そういう意味で今はまさに「端境期」なわけです。

今後、フィットネスクラブはますます大衆化してゆくことでしょう。

少なくとも5年くらいでそうした流れが変わることはないと思います。

ターゲットするマーケットを変えてゆく中で、気を付けなければならないこともあります。

それは、この業の本質をしっかりと見据えるということです。

最近、こんな言葉を聞きました。

ご高齢の方が思いを語った言葉です。

「いくつになっても自分の身体を自分の意志通り動かせる体力が欲しい」

この言葉を聞いたとき、僕ははっとさせられました。

この業を突き詰めたところにある本質とは、きっとこんなところにあるのではないかと気付かされたのです。

人はある一定レベルの体力というものを可能な限り持ち続けたいと考えています。

その思いは高齢になればなるほど募るものです。

今、40歳以上のお客様がかなりクラブに参加してくれるようになってきています。

そういう方の多くは、そういうことを実感として強く感じていないのかもしれませんが、僕等はそのことの価値をよく認識した上で、手助けをしてゆかなければいけません。

運動をライフスタイルの中に取り込むことが、後々1歳でも長く自分の身体を自分の意志通り動かせることに繋がり、老後の人生を意義のあるものに変えてゆくことになるということを僕等は理解して仕事に当たるべきだと思うのです。

今後は「人間の持つ切実な部分」に応えられるクラブになれるよう、努力してゆこうと考えています(談)。

~ここまで~

フィットネスクラブの大衆化は、その後の20年で一定の成果は見られ、パンデミック前には長年の悲願であった参加率4%越えも業界として達成しました。

ただ、ご存知の通り、パンデミック下で多くのクラブは、30~40%の会員減となりました。

そして、そのような事態に陥ったことの本質は、まさに白井氏のコメントにあるのではないかとアバター近藤は考えます。

つまり、大衆化は果たせたものの、「人間の持つ切実な部分」に十分に応えられていなかった結果が突き付けられたのではないかということです。

当社小型クラブALIVEはパンデミックの5年以上前から、そうした問題点への解として構想されたクラブです。

それゆえに、パンデミックでの影響も一桁未満で収まったことは、歴史の必然とも本記事を振り返り、確認することができます。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-24 08:07 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤