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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論132」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第26号(2000.1.25発行)「大道を清明に行くに、まず茨の小路から歩むー前編(中嶋良一)」2~※名称等は当時、一部文章省略

「暑い夏」
容赦なく照りつける太陽。

過剰な湿気。

「ああ、今年もまたあの暑い夏がやってきたんだな」。

強い陽射しと、うだるような蒸し暑さは中嶋氏に創業の頃を思い起させる。

中嶋氏は1994年の春に独立した。

その年の夏は連日40℃近い暑さが続く、記録的な猛暑であった。

裸一貫、徒手空拳の旅立ち。

苦しかった。

だが、当時からおよそ5年半が経過した現在、同社の業績は好調そのものとなっている。

大小幾多の苦難もあったわけだが、中嶋氏は、今、これまでの多くの出来事を脳裏に想い巡らせながら、「でも、本当に独立してよかったと思う」と感慨深げに語っている。

~ここまで~

今でこそ、例えばパーソナルトレーナーとして個人起業したり、マンションの一室などを借りてパーソナルジムを開業するといった独立は、かなり容易にできるような時代になりました。

一方、記載の1990年代前半は、フィットネスクラブ(当時はジムという呼称は一般的ではなかった)の認知自体がまだ手薄で、開業をするにも、土地オーナーに「フィットネスクラブとは何ぞや」というところから説明しなければいけない時代であった為、個人でコンサルタントとして活動し、総合型クラブまで運営できるようになることは非常に困難な状況だったと思います。

業態としてもスイミングクラブか総合型クラブかの選択肢しかなく、投資額としても数億円以上かかる時代でしたので、その大変さはご理解いただけるでしょう。

我々は、そのような先駆者がいたからこそ、徐々にフィットネスクラブ(ジム)が一般化してきたという歴史を胸に刻みながら、今を生きる必要があると個人的には考えています。

本日もお読みいただきありがとうございます。

by kontak0915 | 2021-11-26 03:48 | Comments(0)

「業界史」×「業界個人史」×「クラブ運営」でフィットネス業界が分かる


by アバター近藤